『先見経済』  
    団塊・シニア市場のゆくえ
             

 

ネット活用でスマート化したシニアは、〈商品の現実感〉を重視する

 
 

2007年7月1日号 先見経済

第7回 ネット利用率の増加で変わる団塊・シニア市場
 

第一に、顧客の「スマート化」が一段と進展することだ。顧客の「スマート化」とは、顧客が情報武装して賢い消費者になることである。私は8年前に、これからは「スマートシニア」が増えていくと述べた。スマートシニアとはネットを縦横に活用して情報収集し、積極的な消費行動をとる賢い年長者のことだ。8年前の予感が、いよいよ現実化してきたのである。

(中略)

これは、消費者がスマート化するに伴い、消費者が広告・告知に対して重視するものが、「商品の期待感」から「商品の現実感」に移行することを意味する。つまり、いくら広告で格好よいイメージを煽っても、その商品の実態にイメージ通りの質が伴わなければ、遅かれ早かれ顧客に見抜かれるということだ。

(中略)

スマートシニアの時代には、商品価値を疑似体験できる媒体の使い方が求められる。それは、最近やたら多いテレビ局の「やらせ番組」とは対極のものであることを肝に銘じるべきだろう。

 

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