『先見経済』  
    団塊・シニア市場のゆくえ
             

 

生活リズムが「群れ」から「個人」中心へ
「一人でも楽しめる」が商品開発のカギとなる

 
 

2007年4月1日号 先見経済

第4回 「時間のプラン」づくりを支援するサービス
 

団塊世代のサラリーマンにとって退職後の大きな変化は、生活リズムが「職場中心」から「個人中心」になることだ。

(中略)

したがって、顧客の退職後の「時間のプラン」づくりを指南するという新たなサービスが浮かび上がる。

その際のコツは、「時間のプラン」といっても、現役サラリーマンのように仕事の締め切りを定めた工程表をつくらないことだ。具体的には「お金のプラン」の場合の「資産ポートフォリオ」にならって、「時間のプラン」のための「社会的ポートフォリオ」をつくるのである。

(中略)

一方、「一人で時間を過ごす人」の割合が増えることに着目すると、新しいビジネスのアイデアが生まれやすい。

中高年対象の旅行サービス会社「クラブツーリズム」が200以上提供するクラブのうち、人気が高いものに「クラブ・ララ」がある。これは、夫婦や友人同士ではなく、一人で参加する人限定のクラブだ。人気の行き先は沖縄だという。一人ではなかなか行きにくい沖縄も、似たような境遇の人となら参加しやすいというわけだ。

(中略)

「一人でも楽しめる」という価値。これが、これからの商品開発のカギだ。



 

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