『月刊ビジネスデータ』
        村田裕之の団塊マーケットレビュー


 
20年後の団塊世代はどうなるか
 
  2007年8月号 第10回
村田裕之

いま、世界各地で老化のメカニズムを解明する研究が取り組まれている。これによると、人間の老化の原因として@神経内分泌説、Aフリーラジカル説、B細胞消耗説、Cカロリー過剰説、D遺伝子支配説の5つがある。興味深いのはDの遺伝子支配説である。これは、老化は生まれた時点でプログラムされている遺伝子によって支配されているためという考え方だ。

(中略)

こうした遺伝子工学の発展に並行して、近年、注目を集めているのは「トランス・ヒューマニズム」と呼ばれる考え方だ。これは「老化現象は病気の一種にすぎず、その治療や予防は技術革新により可能で、人類は150歳あるいはそれ以上の命をもつことができる」というもの。こうした考え方の「トランス・ヒューマニスト」たちによると、今後20年間でこの分野の研究開発が本格的になり、実用化に向かうという。ということは、団塊世代が80歳代になる2030年ごろには、寿命150年時代を迎えている可能性がある。

(中略)

つまり、寿命が延びると、そのぶんだけ「お金」と「やりがい」が必要になる。だから、これをどうサポートするかが求められる。ということは、ここに新たなビジネスチャンスがあるともいえる。

(本文より抜粋)

 

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