『月刊ビジネスデータ』
        村田裕之の団塊マーケットレビュー


 
退職後の時間のプランを考える
 
  2007年5月号 第7回
村田裕之

では、退職後の時間のプランづくりとは、どのようにすればよいのか。お金のプランの指南役のファイナンシャル・プランナーは、顧客の老後資金の見積りや準備方法は指南できても、時間のプランを指南できる人はほとんどいない。退職後の時間の使い方は、人によってさまざまであり、標準的なものが存在しないからだ。だからこそ、顧客の退職後の時間のプランづくりの指南が、差別力のある新たなサービスとして浮かびあがってくるのである。

その際のコツは、現役サラリーマンのように仕事の締めきりを定めた工程表をつくらないこと。むしろ「お金のプラン」の場合の「資産ポートフォリオ」にならって、「時間のプラン」のための「社会的ポートフォリオ」をつくるのである。

(中略)

資産ポートフォリオに加えて、社会的ポートフォリオを提案することで、単なる金融商品を売りつけるだけの営業マンと大きく差別化できるだろう(社会的ポートフォリオの詳細は拙訳『いくつになっても脳は若返る』を参照)。

(本文より抜粋)

 

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