『月刊ビジネスデータ』
        村田裕之の団塊マーケットレビュー


 
団塊ねらいの雑誌・サイトが陥る落とし穴
 
  2006年12月号 第2回
村田裕之

中高年をターゲットにした雑誌やウェブサイトが昨年あたりからにわかに増えている。たとえば、昨年は小学館『シニア ポスト』『おとなのたまり場ボンビバン』、ニフティ『語ろ具(ゴログ)』、ことしはエム・ウォーク『プラチナスタイル』、日経『WAGAMAGA』、JTBパブリッシング『ノジュール』など続々と登場しそうな気配だ。

(中略)

何よりも欠如しているのは、退職後の団塊世代が、商品・サービスの「使い手」であるだけでなく、「担い手」でもある、つまり、「働き手」だという視点だ。その理由は、まず、定年後も家計を維持するために働かざるを得ない人の割合が増えていること。そして、家計を維持するためでなくても、社会との関わりをもちつづけたいなどの理由で働きつづける人の割合が増えていることだ。

(中略)

したがって、定年後も「働く」ことで人生を楽しみたいと思うなら、定年前から自分なりの「働く」スタイルをもつことが大切になる。このスタイルを確立するのは、最終的には自分以外にない。だが、その後押しを支援してくれるサービスには、大きなニーズがあるだろう。

(本文より抜粋)

 

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